旅には人生を変える力がある。「地球の歩き方」を通し、多彩なテーマでその魅力を発信
株式会社地球の歩き方 宮田 崇さん
2022/11/08
立教卒業生のWork & Life
OVERVIEW
経済学部経営学科を卒業し、株式会社地球の歩き方で仕事をされる宮田 崇さんからのメッセージです。
大学1年次に初のインド旅行。その後、23年連続で現地を訪れるほど魅了された
160を超える国?地域のタイトルがそろう旅行ガイドブックシリーズ「地球の歩き方」。宮田崇さんはその出版社のコンテンツ事業部で、部長兼編集長として編集室とウェブチームを統括している。
「学生時代に世界を周遊した私にとって、とてもお世話になった本です。『大航海時代を生きた人々と同じ気持ちで、この海の先に何があるのかを伝えるために創刊した』という当時の社長の言葉に心を打たれ、この会社に入りたいと思いました」
法人営業を経験した後、入社2年目から地球の歩き方編集室に配属され、アジアやアフリカ、ハワイ、オセアニア、アメリカ大陸全般を担当。その他にも「集めていた御朱印をテーマに御朱印シリーズを立ち上げたり、小笠原諸島で皆既日食を見た経験から国内の島旅シリーズを始めたりしました」と趣味を仕事に直結させながら人気タイトルを生み出してきた。
「学生時代に世界を周遊した私にとって、とてもお世話になった本です。『大航海時代を生きた人々と同じ気持ちで、この海の先に何があるのかを伝えるために創刊した』という当時の社長の言葉に心を打たれ、この会社に入りたいと思いました」
法人営業を経験した後、入社2年目から地球の歩き方編集室に配属され、アジアやアフリカ、ハワイ、オセアニア、アメリカ大陸全般を担当。その他にも「集めていた御朱印をテーマに御朱印シリーズを立ち上げたり、小笠原諸島で皆既日食を見た経験から国内の島旅シリーズを始めたりしました」と趣味を仕事に直結させながら人気タイトルを生み出してきた。
毎年夏休みにはゼミの研修旅行で海外へ。写真はベトナムにて
「コロナ禍で外出が制限される中、いまだからこそできることを考え、複数の新シリーズを発表しています。その時々の置かれた状況でベストを尽くせるのは、旅先で鍛えられた瞬時の判断力のおかげかもしれません」
立教大学時代は、廣江彰教授(現名誉教授)のゼミに所属した宮田さん。「都市型ビジネスについて、気になる記事があれば新聞社に電話して情報の本質を見極めたり、課題図書の書評を執筆して伝える技術を磨いたりしていました。ゼミの研修旅行では開発途上国を訪れ、現地取材を通して高度経済成長を疑似体験するなど、『生きた経済』を学びました」と振り返る。
立教大学時代は、廣江彰教授(現名誉教授)のゼミに所属した宮田さん。「都市型ビジネスについて、気になる記事があれば新聞社に電話して情報の本質を見極めたり、課題図書の書評を執筆して伝える技術を磨いたりしていました。ゼミの研修旅行では開発途上国を訪れ、現地取材を通して高度経済成長を疑似体験するなど、『生きた経済』を学びました」と振り返る。
日本テレビの番組『世界一受けたい授業』に出演し、オンライン海外ツアーを紹介
また、1年次の終わりに45日間インドを旅したことが人生のターニングポイントになったという。
「自分の生まれ育った環境がいかに恵まれていたのかを実感し、価値観が一変しました。人生は一度きり。勉学に励み、何事も悔いなくやり遂げようと意識が変わったのです」
宮田さんは自身の経験を踏まえ、立教生にこうメッセージを送る。
「『旅』は、人を急激に成長させるものです。自由に時間を使える大学時代は絶好のチャンス。さあ、旅があなたを待っています」
「自分の生まれ育った環境がいかに恵まれていたのかを実感し、価値観が一変しました。人生は一度きり。勉学に励み、何事も悔いなくやり遂げようと意識が変わったのです」
宮田さんは自身の経験を踏まえ、立教生にこうメッセージを送る。
「『旅』は、人を急激に成長させるものです。自由に時間を使える大学時代は絶好のチャンス。さあ、旅があなたを待っています」
※本記事は季刊「立教」261号(2022年7月発行)をもとに再構成したものです。バックナンバーの購入や定期購読のお申し込みはこちら
※記事の内容は取材時点のものであり、最新の情報とは異なる場合があります。
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プロフィール
PROFILE
宮田 崇さん
コンテンツ事業部 部長 兼 出版編集室室長(編集長)
2001年 経済学部経営学科卒業