社会学部を選んだ理由
学部別在学生インタビュー(大学案内2024)
2023/05/18
立教を選ぶ理由
OVERVIEW
社会学部に所属する在学生にそれぞれの学科を選んだ理由などを聞きました。
社会学部社会学科4年次 狩野 瑞穂さん(神奈川県 小田原高等学校)
■おすすめの科目
「青年期の社会学」です。社会の変動と青年期の価値観や考えの変化について学ぶ「現代青年期における幸福と不安」というテーマは、まさに今の自分と重なる「青年期」という切り口から、社会のダイナミズムをありありと感じることができました。この科目は統計データを用いることが多いのですが、数値の変動の背後にあると考えられる、社会と人々の価値観の関連を学んだことで、日常の中でも「この数字の動きの背景は?」「可能性としてこのようなこともあるのでは?」と、自分なりに考察するようになりました。
■研究テーマ
調査データと統計ソフトを用いて「量的分析」を行うゼミで、塾や習い事といった「学校外教育投資」について研究しています。以前から教育格差に関心があり、社会が規定する親の考え方が、子ども自身の学習に対する姿勢や、どの段階まで進学するかの選択に影響を与えているという感覚を抱いていたからです。この研究をとおして統計分析手法を身につけることはもちろん、文献を鵜呑みにせず、物事を多角的に考える力を体得したいと思います。
■学科の学びをとおして得たもの
データや言葉への意識が変わったと思います。データのこの数字はどこからきたのか?調査対象者の属性は?どんな質問文だったのか?といったことまで考えがおよぶようになり、報道や論文として公開される調査結果とその解釈が、社会では正確に反映されていないことに気づきました。また、学びをとおしてさまざまな領域から社会を眺める経験は、自分の視野を広める大きなきっかけになりました。ボランティアに参加したり、売上が子ども支援につながる製品を選んで購入したりと、学んで考えたことを実践する重要性を感じながら、実行に移しています。
「青年期の社会学」です。社会の変動と青年期の価値観や考えの変化について学ぶ「現代青年期における幸福と不安」というテーマは、まさに今の自分と重なる「青年期」という切り口から、社会のダイナミズムをありありと感じることができました。この科目は統計データを用いることが多いのですが、数値の変動の背後にあると考えられる、社会と人々の価値観の関連を学んだことで、日常の中でも「この数字の動きの背景は?」「可能性としてこのようなこともあるのでは?」と、自分なりに考察するようになりました。
■研究テーマ
調査データと統計ソフトを用いて「量的分析」を行うゼミで、塾や習い事といった「学校外教育投資」について研究しています。以前から教育格差に関心があり、社会が規定する親の考え方が、子ども自身の学習に対する姿勢や、どの段階まで進学するかの選択に影響を与えているという感覚を抱いていたからです。この研究をとおして統計分析手法を身につけることはもちろん、文献を鵜呑みにせず、物事を多角的に考える力を体得したいと思います。
■学科の学びをとおして得たもの
データや言葉への意識が変わったと思います。データのこの数字はどこからきたのか?調査対象者の属性は?どんな質問文だったのか?といったことまで考えがおよぶようになり、報道や論文として公開される調査結果とその解釈が、社会では正確に反映されていないことに気づきました。また、学びをとおしてさまざまな領域から社会を眺める経験は、自分の視野を広める大きなきっかけになりました。ボランティアに参加したり、売上が子ども支援につながる製品を選んで購入したりと、学んで考えたことを実践する重要性を感じながら、実行に移しています。
社会学部現代文化学科4年次 藤江 開生さん(北海道 札幌第一高等学校)
■学科を選んだ理由
お世話になった予備校の先生が社会学を専攻されており、その先生に影響を受けて社会学部への入学を考えるようになりました。本学の社会学部なら、都市や地域、コミュニティなどについて学べると同時に、アートやカルチャーなど、自分があまり馴染みのなかった分野にも触れられそうだと感じ、現代文化学科を選択。漠然と人間に関心があった私にとって、人間の営みの結晶と言える「文化」について多角的に学び、考えることのできる本学科は結果的に最適な選択だったと感じています。
■学科の学びをとおして得たもの
自分はいろんなことに興味を持っている方だと思っていましたが、その認識は間違っていました。例えば、アートと都市や地域の人々との関係性などを考察する「アートの社会学」の授業をきっかけに、これまで行くことのなかった美術館にも足を運ぶようになり、その結果、地域に関する事柄も多角的に捉えるようになりました。これからも、興味の幅を広げ、広い視野で物事を見つめる姿勢を維持していきたいと思っています。
■将来の目標
日本各地で活動し、また、文化と向き合うことも大切にしていきたいと考えています。連綿と受け継がれてきた文化もあれば、時代の変化から生まれた新しい文化もあります。自分自身も文化の担い手だという意識を持ち、まずはあらゆる文化に触れて感じたことを大切にしながら、文化に対して責任を持って携わっていきたいと考えています。卒業後は、これまでつながりのなかった宮崎県で「地域おこし協力隊」として、その思いを実践していきたいです。
お世話になった予備校の先生が社会学を専攻されており、その先生に影響を受けて社会学部への入学を考えるようになりました。本学の社会学部なら、都市や地域、コミュニティなどについて学べると同時に、アートやカルチャーなど、自分があまり馴染みのなかった分野にも触れられそうだと感じ、現代文化学科を選択。漠然と人間に関心があった私にとって、人間の営みの結晶と言える「文化」について多角的に学び、考えることのできる本学科は結果的に最適な選択だったと感じています。
■学科の学びをとおして得たもの
自分はいろんなことに興味を持っている方だと思っていましたが、その認識は間違っていました。例えば、アートと都市や地域の人々との関係性などを考察する「アートの社会学」の授業をきっかけに、これまで行くことのなかった美術館にも足を運ぶようになり、その結果、地域に関する事柄も多角的に捉えるようになりました。これからも、興味の幅を広げ、広い視野で物事を見つめる姿勢を維持していきたいと思っています。
■将来の目標
日本各地で活動し、また、文化と向き合うことも大切にしていきたいと考えています。連綿と受け継がれてきた文化もあれば、時代の変化から生まれた新しい文化もあります。自分自身も文化の担い手だという意識を持ち、まずはあらゆる文化に触れて感じたことを大切にしながら、文化に対して責任を持って携わっていきたいと考えています。卒業後は、これまでつながりのなかった宮崎県で「地域おこし協力隊」として、その思いを実践していきたいです。
社会学部メディア社会学科4年次 望月 紅李さん(岐阜県 長良高等学校)
■学科での学びをとおして得たもの
社会学はとても幅広い分野です。差別や偏見、宗教、教育、災害、音楽をはじめ、他にも多様なジャンルに触れる機会があります。新しい知見を得て、それらの知識や考え方を生かしながら他の講義を受けることで、物事をさまざまな側面から見ることができるようになりました。物事のさまざまな側面を捉えるためには、一人で考えるのではなく、当事者や同じ講義を受ける友人の意見を聞くことで、自分の考えが明確になり、今まで見えていなかったものが見えるようになると実感しました。
■研究テーマ
ゼミでは音楽社会学を専門とし、「日本の音楽シーンにおけるネットカルチャー発アーティストの台頭について」というテーマで研究しています。音楽のメジャーシーンにネットカルチャー発アーティストが急増した理由に迫ることで、新たな時代の音楽の広がり方が分かるのではないかと考えたためです。音楽の広がり方の変化が社会の変化に結びついているという仮説のもと、それまでの流行の仕方と比べて何が違うのかを考察しています。
■卒業後の進路
将来は、自分の中の当たり前や社会で常識とされていることに対して疑問を持ち、客観的に物事を判断できる大人になりたいです。卒業後は地元の金融系企業に就職し、たくさんの地域の人々の悩みや相談を受けてソリューションを提案する仕事に携わります。一人ひとりのニーズに合った解決策を考えるには、社会学で培った物事をさまざまな側面から見る力が重要です。多くの人からあらゆる話を聞き、多様な価値観に触れることで、自分の当たり前に縛られず、冷静に本質を捉える力を身につけていきたいです。
社会学はとても幅広い分野です。差別や偏見、宗教、教育、災害、音楽をはじめ、他にも多様なジャンルに触れる機会があります。新しい知見を得て、それらの知識や考え方を生かしながら他の講義を受けることで、物事をさまざまな側面から見ることができるようになりました。物事のさまざまな側面を捉えるためには、一人で考えるのではなく、当事者や同じ講義を受ける友人の意見を聞くことで、自分の考えが明確になり、今まで見えていなかったものが見えるようになると実感しました。
■研究テーマ
ゼミでは音楽社会学を専門とし、「日本の音楽シーンにおけるネットカルチャー発アーティストの台頭について」というテーマで研究しています。音楽のメジャーシーンにネットカルチャー発アーティストが急増した理由に迫ることで、新たな時代の音楽の広がり方が分かるのではないかと考えたためです。音楽の広がり方の変化が社会の変化に結びついているという仮説のもと、それまでの流行の仕方と比べて何が違うのかを考察しています。
■卒業後の進路
将来は、自分の中の当たり前や社会で常識とされていることに対して疑問を持ち、客観的に物事を判断できる大人になりたいです。卒業後は地元の金融系企業に就職し、たくさんの地域の人々の悩みや相談を受けてソリューションを提案する仕事に携わります。一人ひとりのニーズに合った解決策を考えるには、社会学で培った物事をさまざまな側面から見る力が重要です。多くの人からあらゆる話を聞き、多様な価値観に触れることで、自分の当たり前に縛られず、冷静に本質を捉える力を身につけていきたいです。
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