公開セミナー「新訳でプルーストを読破する」第1回「スワン家のほうへⅠ」

INFORMATION

  • 2017年10月21日(土)14:00~16:00
  • 池袋キャンパス 本館2階 1202教室

長大かつ難解な作品として名高いプルーストの小説『失われた時を求めて』を、岩波文庫から刊行中の親しみやすい新訳(全14巻)で読み通す連続セミナーの第1回。さる5月に第11巻を刊行して完結が視野に入ってきた訳者の吉川一義氏を迎え、第1巻「スワン家のほうへⅠ」の多面的な魅力に迫る。研究者や大学院生にかぎらず、文学に関心のある学部生、一般読書人との活発なディスカッションを通して、意外な読みどころや「美しい誤読」の楽しみを再発見する場にしたい。

講師

京都大学名誉教授
吉川 一義 氏

1948年生まれ。京都大学名誉教授。プルースト研究の国際的権威。著書に、『プルースト美術館 『失われた時を求めて』の画家たち』(筑摩書房、1998年)、『プルーストと絵画 レンブラント受容からエルスチール創造へ』(岩波書店、2008年、フランス語版Proust et l’art pictural, Honoré Champion, 2010)など。元日本フランス語フランス文学会会長(2009-2013年)。フランス政府?芸術文化勲章オフィシエ(2010年)、フランス学士院?フランス語フランス文学顕揚賞(2010年)、日本学士院賞?恩賜賞(2012年)。2010年より岩波文庫から『失われた時を求めて』個人全訳を刊行中(全14巻、既刊11巻)。

司会

本学文学部文学科フランス文学専修教授
坂本 浩也

詳細情報

名称

公開セミナー「新訳でプルーストを読破する」第1回「スワン家のほうへⅠ」

対象者

本学学生、教職員、校友、一般

申し込み

  • 事前申し込み 不要
  • 参加費 無料

主催

文学部文学科フランス文学専修

備考

第2回は本年12月に、最終第14回は2019年6月に開催予定。
テキスト(プルースト作?吉川一義訳『失われた時を求めて』第1巻「スワン家のほうへⅠ」岩波文庫、2010年)をあらかじめ通読のうえ、ご持参ください。

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学部事務1課

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