地域の新たな魅力を生み
住む人が元気になれる
まちづくりに貢献したい。

独立行政法人都市再生機構 瀬戸口 直也さん

2018/06/11

立教卒業生のWork & Life

OVERVIEW

社会学部社会学科を卒業し、現在は独立行政法人都市再生機構 東日本賃貸住宅本部 ストック事業推進部 資産活用推進課で働く瀬戸口 直也さんからのメッセージです。

自分をアウトプットすることに積極的にチャレンジできた4年間

学びだけでなく、大好きなテニスを通じてもさまざまな経験ができた大学時代。とくに、大学のサークルで多くの仲間と出会い、テニスコーチのアルバイトでも生徒さんたちと接する中、人前での振る舞い方や話し方を工夫し、伝えたいことを相手に理解してもらうための努力をするようになったのは、大きな変化であり成長でした。その積み重ねが、結果的に就職活動にもつながったと思います。そういった意味で私にとって立教大学は、自分の考えや思いをアウトプットすることに積極的にチャレンジできた場所。この経験をベースに、今後は、活気を失っている地域に新たな価値や魅力を生み出し、まちを元気にしていける事業に携わっていきたいと考えています。

ソフト面からも人をアクティブにできるまちづくりを

私が独立行政法人都市再生機構(略称:UR)に就職したのは、「これからの時代に適したまちづくりに公共的な立場で貢献したい」と考えたから。成熟社会を迎え暮らしが豊かになった一方で、さまざまな問題が顕在化しつつある日本の現状を大学で学んだことがきっかけです。これからのまちづくりとは、たとえば、郊外では人口減少や高齢化が進み、建物も老朽化し、活気を失っている団地が少なくありません。それを再生するには、建築や土木といったハード面の整備も必要ですが、昔からそこに暮らしておられる居住者の方々がアクティブになれるような、ソフト面からの働きかけも非常に大切だと思うのです。そのような視点を活かして仕事ができることに魅力を感じます。

「学内OB?OG訪問会」がURやその先輩職員と出会うきっかけに

URとの出会いは、大学のキャリアセンターが主催する「学内OB?OG訪問会」でした。これは立教のキャンパスに卒業生が来校し、さまざまな業界で働く先輩のお話を一度に聞くことができる場で、そこで私はURに勤務する先輩職員と知り合いました。以降もその先輩には就職活動の相談に乗っていただき、OB訪問も快く受けてくださり、本当にありがたかったです。また、社会学科の授業は、まちづくりに興味をもつきっかけをくれました。とくに学外で取り組むフィールドワークでは、現場体験を通して、人々のコミュニティや生活様式といったソフト面にも着目してまちづくりを考える重要性を学ぶことができ、これは今の仕事に欠かせない力となっています。
※本記事はスタディサプリに載せた記事をもとに再構成したものです。記事の内容は取材時点のものであり、最新の情報とは異なる場合がありますのでご注意ください。

プロフィール

PROFILE

瀬戸口 直也 さん

独立行政法人都市再生機構
東日本賃貸住宅本部 ストック事業推進部 資産活用推進課
社会学部社会学科/2014年3月卒

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