大手総合建設会社で社内初となる業務に尽力。提案内容の魅力を最大限に伝える

鹿島建設株式会社 鈴木 詩乃さん

2024/04/26

立教卒業生のWork & Life

OVERVIEW

社会学部メディア社会学科を卒業し、鹿島建設株式会社で仕事をされる鈴木 詩乃さんからのメッセージです。

売上高が1兆円を超える大手総合建設会社の鹿島建設に勤務する鈴木詩乃さん。「そびえ立つ高層ビルや海を渡る橋、熱気あふれるスタジアムなど、ヒト?モノ?カネを動かす壮大な『建造物』への興味から建設業界に進みました。鹿島建設を志望したのは、案件のスケールや世界屈指の技術力が魅力的だったからです」とそのきっかけについて語る。

建設に関わった、みなとみらいの新たなシンボル「Kアリーナ横浜」を前に

「愛知県と静岡県での現場勤務を経て、横浜支店で企画職に就き、現在は営業部に所属しています。これまで、会社の中枢である経営企画から、建築現場、利用されるまでのアフターフォローの仕事に携わり、さまざまな経験を積んできました」

そんな鈴木さんが今担っているのが、プロポーザル方式※1におけるプレゼンテーションのコンサルティングや実際の提案業務だ。

「設計?建築?営業によるプロジェクトチームが考え抜いた提案内容の魅力を最大限に伝え、顧客から選んでもらうことが仕事です。この業務に取り組んだのは私が初めてで、社内でも同じような役割を担う社員や部署は存在しません。自分のパフォーマンスが、数百億円規模の建造物の受注に影響します」


※1 プロポーザル方式:建設プロジェクトの実施などに関して、発注者が複数の企業から企画?提案を募り、その内容に基づいて業者を選定する方式。
鈴木さんのモットーは、依頼された案件に200%の完成度で返すことだという。「勝ち試合を重ね、『伝達力』の重要性を社内に浸透させて、いずれはプロポーザル方式に特化したチームの立ち上げに関わりたいです」と将来の目標を話す。

大学時代は社会学部メディア社会学科に在籍し、ゼミナールでインターネットやSNSが及ぼす社会的影響について研究していた。

「毎回、ディベートやプレゼンテーションがあり、優秀なクラスメートたちのプレゼンスキルに刺激を受けながら、研さんを積みました。当時の仲間とは社会人になった現在も仕事の相談をするほど仲良しです」

GLC※2の第3期生であり、卒業後も母校とのつながりを大切にする鈴木さんは、後輩にこうメッセージを送る。

「就職活動は自分を見つめ直し、さまざまな人に話を聞くことができる貴重な時間です。目的を見失わず、とにかく楽しんでください」


※2 GLC:立教グローバル/ローカルキャリア支援ネットワーク。30~40代の卒業生で構成され、在学生のキャリア?就職支援を行う。

初めて担当した建設現場。ヘルメットと作業着を着用して仕事に励んだ

大学卒業時にゼミのメンバーと記念写真

立教大学体育会ラクロス部に所属。親善試合でアメリカのスタンフォード大学へ

プロフィール

PROFILE

鈴木 詩乃さん

鹿島建設株式会社
横浜支店 営業部

2013年 社会学部メディア社会学科卒業

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