授業を飛び出し、地域の人々と社会の在り方を考える
法学部政治学科2年次 和田拓磨さん
2018/04/27
立教生のキャンパスライフ
OVERVIEW
「立教×栃窪プロジェクト」は、正課科目「RSL-ローカル(南魚沼)─雪掘りと農村交流を通して持続可能な社会を考える─」から生まれた学生の自主活動で、立教大学生が新潟県南魚沼市にある栃窪集落の人々と交流し、農業や地域について学んだことを発信している。プロジェクトの代表、和田拓磨さんの思いとは。
栃窪小学校の児童が大学で「栃っ 子米」を販売。わずか15分で予定 していた65袋を完売した
2017年、3期目を迎えた「立教×栃窪プロジェクト」では、栃窪集落のPRとして、ホームカミングデーでの栃窪産米の販売や、立教生を対象とした旅行企画を実施した。
「私が栃窪に興味を抱いたのは、RSLの授業がきっかけでした。はじめは雪掘りを体験したくて受講したのですが、栃窪の集落や人々に触れるうちに、持続可能な生活、少子高齢化の問題、そして自然との共生など多くのことを学び、この地域の人々のために何かできないかという思いが生まれたのです」
前年度までの活動で下地はできていたとはいえ、新たな企画を立て、現地の方々と企画を詰めていくのは想像以上に難航した。和田さんが特に工夫したのはプロジェクトの進行管理。データ上だけでなく、紙媒体と併用するなど、チームが動きやすい方法を探っていった。
「このプロジェクトは何より『継続』していくことが大切です。来学期にRSLを履修する後輩たちに私たちの経験を伝え、今後もプロジェクトを続けていけるような基盤をつくりたいです」
なんとなく気になったものがその後の人生に大きな影響を与える活動につながる。たった4年間の大学生活を有意義に過ごすために、興味関心のあるものにはぜひ触れてみてほしい、と和田さんは結んだ。
「私が栃窪に興味を抱いたのは、RSLの授業がきっかけでした。はじめは雪掘りを体験したくて受講したのですが、栃窪の集落や人々に触れるうちに、持続可能な生活、少子高齢化の問題、そして自然との共生など多くのことを学び、この地域の人々のために何かできないかという思いが生まれたのです」
前年度までの活動で下地はできていたとはいえ、新たな企画を立て、現地の方々と企画を詰めていくのは想像以上に難航した。和田さんが特に工夫したのはプロジェクトの進行管理。データ上だけでなく、紙媒体と併用するなど、チームが動きやすい方法を探っていった。
「このプロジェクトは何より『継続』していくことが大切です。来学期にRSLを履修する後輩たちに私たちの経験を伝え、今後もプロジェクトを続けていけるような基盤をつくりたいです」
なんとなく気になったものがその後の人生に大きな影響を与える活動につながる。たった4年間の大学生活を有意義に過ごすために、興味関心のあるものにはぜひ触れてみてほしい、と和田さんは結んだ。
※本記事は季刊「立教」243号(2018年1月発行)をもとに再構成したものです。定期購読のお申し込みはこちら
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