就職という“点”だけでなく、その後のキャリアまで見通した“線”で支援
キャリアセンター
2022/07/14
キャリアの立教
OVERVIEW
立教大学は、キャリアを「仕事?就職を含めた、自立した個としての自分らしい人生の在り方」と捉えており、就職=ゴールだとは考えていません。学生が卒業後の人生において、自らの意志によって将来を見据え、主体的に考えながら、自分でキャリアを切り拓いていく力が大切です。その力は、学生生活での学びや経験を基礎として築かれるものです。そのため、学部とキャリアセンターが連携し、1年次生から参加できるプログラムを多数展開。学生が多くの経験や多様な価値観に触れ、「学ぶ力」「考える力」を身に付けるキャリア支援を行っています。
2024年3月卒業予定者へのキャリア?就職支援始動?
キャリア?就職ガイダンス[3年次生?院1年次生対象]
2024年3月卒業予定者を対象としたキャリア?就職支援のスタートプログラムとして実施。就職活動の大まかな流れや、キャリア?就職を考えるにあたり重要な次の点を、具体例を交えながら伝えました。
- 自分一人で進路?就職活動を考える必要はないことを理解する
- 社会動向に関心を持つ
- 目的を持ち、充実した学生生活を送る
- 自分の将来を考え、計画的に行動する
インターンシップガイダンス[全年次対象]
「インターンシップとは?」「実習先を探す際のポイントは?」「企業は学生の何を見ているのか?」などをインターンシップに向けて理解し、動き出すことができるよう具体例を交えて伝えました。
立教型インターンシップ[2?3年次生対象]
2022年度立教型インターンシップ実習先(一部?予定)
神奈川中央交通、国際興業、埼玉縣信用金庫、東京海上日動火災保険、特定非営利活動法人芸術家と子どもたち、豊島区、新座市役所、三井住友銀行 など
就活スキル?企業研究プログラム
視野を広げよう
2022年度プログラム例
シゴト研究会[全年次対象]
「立教生を採用したい」という企業が、立教生のためだけに企業概要や仕事内容を説明します。さまざまな企業、働き方を知ることができます。
社会を知る講座[全年次対象]
学内OB?OG訪問会[全年次対象]
自分でアポイントをとらずに、さまざまな業界?企業などで活躍する卒業生と話せるプログラム。学生生活から就職活動、働き方まで、何を聞いてもOK。立教の先輩だからこその本音が聞けます。
スタディツアー[1?2年次生対象]
企業を訪問し、業務内容を体験するビジネスゲームや社員との懇談などを通し、働くことやキャリアについて考えます。
対象者別支援
個々の学生のニーズに応えるために、公務員志望者、教員志望者、理系学生、留学経験者、しょうがい学生、外国人留学生など、対象者を絞った支援も行っています。
学部による支援
各学部にキャリアサポーターを配置し、学部独自の支援を展開しています。
キャリア相談
学年を問わずキャリア?就職に関する相談ができます。将来のことや就職活動などへの不安や疑問などがあれば気軽に利用してください。キャリアカウンセラーが1対1で40分間お話を伺います。
Message
キャリアを考えることは、人生を考えること
立教大学では、自らのキャリアをデザインする力を養うことを目的に、1年次から多数のプログラムを提供しています。では、「キャリアをデザインする」とは、どういうことでしょうか。私たちは、生きていくために何らかの仕事に就き、働かなければなりません。人生の多くの時間を「働くこと」に費やします。ゆえに、いかなるキャリアを歩むのかは、いかなる人生を歩むのかと重なります。
学生時代は、どのような企業や組織で働くのかに、もっぱら関心があるかもしれません。しかし、それだけでキャリアが決まるわけではありません。長い職業人生のなかで、新卒で就職した企業を離れ、転職したり、起業したりすることもあります。職業や企業の選択の幅は、皆さんが考えている以上に広く、多様です。
キャリアセンターでは、そうした社会の実像を伝え、自分らしい人生を追求していく力を身に付けてもらいたいと考えています。
※本記事は季刊「立教」260号(2022年4月発行)をもとに再構成したものです。バックナンバーの購入や定期購読のお申し込みはこちら
※記事の内容は取材時点のものであり、最新の情報とは異なる場合があります。
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