学生インタビュー~「英語で学ぶ」意義~

小林 光喜さん(経営学部)、清水 千聖さん(法学部)

2021/02/19

RIKKYO GLOBAL

OVERVIEW

2020年度からスタートした立教大学全学共通の英語カリキュラムでは、2年次以降に専門領域を英語で学べるような仕組みとなっています。今回は英語で専門分野を学んだ在学生に、英語で学ぶことの意義についてお伺いしました。

専門領域を英語で学ぶ

小林 光喜さん
経営学部国際経営学科 4年次
科目名:Business Project
「Business Project」について
経営学部の3?4年次生を対象とした科目で、協力企業から出された課題に多国籍チームで取り組み、英語でプレゼンテーションをします。今回はベトナムのFTU(貿易大学)の学生らとともに、三菱ふそうトラック?バス株式会社様にデジタルトレーニング戦略の提案を行いました。
「英語で学ぶ」ことの意義
チームでアイデアを出し合い、議論を重ね、企画を立てる。こうしたプロセスに英語で取り組むことで、英語を使いこなす力が飛躍的に伸びるのはもちろん、留学や海外就職など、グローバルに活躍するための基礎を築くことができたと感じています。また、異なる文化的背景をもつ留学生との意見交換を通じて、国際的視野も身につきました。英語を使うと世界中の資料や最新の研究にアクセスでき、得られる知識の量が格段に増える点も、英語で学ぶ大きなメリットだと思います。


専門科目を英語で学ぶための準備
2年次の「国際経営論」「International Business」という授業で、まずは日本語で国際経営について学んだあと、同じ内容を今度は英語で習得。そうすることで、スムーズに英語での専門科目に入ることができました。
卒業後の目標
世界で活躍できるビジネスパーソンになることです。そのために日本で社会人としての経験を積んだ後、海外の大学院へ進学して経営をさらに学び、現地で就職したいと考えています。

英語力の向上+議論の場で存在感を放てるように。

清水 千聖さん
法学部国際ビジネス法学科 3年次
科目名:法学特殊講義(Dispute Resolution)
「法学特殊講義(Dispute Resolution)」について
法的紛争の解決手段に関する内容を学ぶ科目で、法学部の2~4年次生が対象です。12名程度で、英語によるディスカッションや実際の紛争解決の場面を想定したロールプレイングを行います。アウトプットの機会が豊富で、自分の考えを積極的に発言?表現できることが魅力です。
「英語で学ぶ」ことの意義
授業のテーマの一つである「裁判手続きのIT化」はコロナ禍の下で重要な課題として注目されていますが、先行して取り組まれている海外の文献には目の覚めるアイデアが詰まっていてワクワクします。また、英語で学ぶ授業には、留学生も含め意欲的な学生が多く、彼らに刺激を受けて「自分もディスカッションに貢献したい」と強く思うようになりました。英語を使って学ぶことで、結果的に英語力の向上だけでなく、議論の場で存在感を放てる自分になれて成長を実感しています。


専門科目を英語で学ぶための準備
1年次の授業「英語ディスカッション」で身につけたコミュニケーションのための実践英語は、2年次に参加したアメリカでの語学研修にも活かすことができ、英語で学ぶための基礎を築くのに非常に役に立ちました。
卒業後の目標
大学での私の成長は、英語を使って学ぶという挑戦をしたからこそ得られたもの。その語学力と国際貿易の知識を基に、国境を越えて人々の暮らしをより豊かにできる仕事がしたいです。
※記事の内容は取材時点(2021年2月)のものであり、最新の情報とは異なる場合があります。

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