東武東上線池袋駅?志木駅の
発車メロディが立教学院各校の校歌や応援歌に
立教学院 × 東武鉄道
2024/11/12
トピックス
OVERVIEW
東武東上線2駅の発車メロディが、2024年10月17日から立教学院に関連するメロディに変わりました※1。これは立教学院創立150周年記念企画として、東武鉄道株式会社の協力を得て実現したプロジェクトです。立教学院各校※2の校歌や応援歌をパイプオルガンで演奏した音源が、池袋駅で3曲、志木駅で4曲導入され、10月17日に両駅でお披露目式を開催しました。その様子をレポートします。
※1 発車メロディは10月17日から1年間流れる予定です。
※2 立教小学校、立教池袋中学校?高等学校、立教新座中学校?高等学校、立教大学。
※2 立教小学校、立教池袋中学校?高等学校、立教新座中学校?高等学校、立教大学。
西原院長
東武東上線池袋駅の構内にて、多くの関係者や利用客の方々に見守られながら式典はスタート。冒頭のあいさつで、西原廉太立教学院院長は次のように語りました。
「東武東上線は立教学院が設置する各校の児童、生徒、学生、教職員が日常的に利用しています。また、立教大学新座キャンパス、立教新座中学校?高等学校からなる新座キャンパス校地は1959年に東武鉄道社からご寄付をいただいた経緯があります。長年の協力関係にある東武鉄道社とは、これからも大切な関係を継続させていただきたく存じます。今回の発車メロディは、立教学院が大切にしているパイプオルガンで演奏したものです。立教学院各校の校歌、準校歌、応援歌のメロディが地域の皆さまの日常に少しでも彩りを添えることができるのは、大変な喜びです」
「東武東上線は立教学院が設置する各校の児童、生徒、学生、教職員が日常的に利用しています。また、立教大学新座キャンパス、立教新座中学校?高等学校からなる新座キャンパス校地は1959年に東武鉄道社からご寄付をいただいた経緯があります。長年の協力関係にある東武鉄道社とは、これからも大切な関係を継続させていただきたく存じます。今回の発車メロディは、立教学院が大切にしているパイプオルガンで演奏したものです。立教学院各校の校歌、準校歌、応援歌のメロディが地域の皆さまの日常に少しでも彩りを添えることができるのは、大変な喜びです」
小金井部長
続く東武鉄道株式会社 鉄道事業本部営業統括部営業部長 小金井敦氏からは「池袋駅の発車メロディの変更は9年ぶりのことです。学生さんの手作りで製作されたメロディは、立教学院関係者はもとより、東武東上線をご利用いただくお客さまにもお喜びいただけるのではないかと思っています」とのメッセージをいただきました。
スコット?ショウ特別専任教授(中央)とオルガンを演奏した学生
発車メロディの編曲や譜面起こしを担当した文学部キリスト教学科のスコット?ショウ特別専任教授は「立教に関連する曲を発車メロディに使っていただけることは本当に光栄です。池袋キャンパスと新座キャンパスを行き来する用事を作って、たくさん乗車するつもりです。ユニークなプロジェクトを通して形になったメロディを、ぜひ皆さんに聴いていただきたいです」と語りました。
パイプオルガンを演奏した立教大学オーガニスト?ギルド※3代表の齊藤陽菜子さん(理学部数学科3年次)は次のように話しました。
※3 立教大学の学生キリスト教団体。池袋?新座両キャンパスのチャペルで行われる礼拝等で、パイプオルガン奏楽を行っている。
「演奏は立教大学オーガニスト?ギルドに所属する4人の学生で担当しました。決められた短い時間に演奏を収める点に苦労しましたが、0.1秒単位の細かな調整と録音を繰り返して、納得いくものができたと思います。私たちの演奏による発車メロディで、立教学院創立150周年を盛り上げることができたら幸いです」
※3 立教大学の学生キリスト教団体。池袋?新座両キャンパスのチャペルで行われる礼拝等で、パイプオルガン奏楽を行っている。
「演奏は立教大学オーガニスト?ギルドに所属する4人の学生で担当しました。決められた短い時間に演奏を収める点に苦労しましたが、0.1秒単位の細かな調整と録音を繰り返して、納得いくものができたと思います。私たちの演奏による発車メロディで、立教学院創立150周年を盛り上げることができたら幸いです」
池袋駅での発車メロディ切り替え
続いて、いよいよ発車メロディのお披露目です。池袋駅1?2番線で使われる「立教大学校歌」、3?4番線で使われる「立教池袋中学校校歌」、5番線で使われる「立教小学校準校歌」の発車メロディが続けて鳴り響き、立ち会った方々から大きな拍手が起こりました。
そして、一同は志木行き列車のホームに移動し、メロディが切り替わる瞬間を見届けました。西原院長、丸山直哉管区長が切り替えスイッチを押すと、新しいメロディが流れ、列車が発車しました。
そして、一同は志木行き列車のホームに移動し、メロディが切り替わる瞬間を見届けました。西原院長、丸山直哉管区長が切り替えスイッチを押すと、新しいメロディが流れ、列車が発車しました。
志木駅で出発指示を出す様子
池袋駅でのお披露目式が幕を閉じた後、志木駅で発車メロディの切り替えが行われました。同駅では西原院長に加え、立教新座中学校?高等学校の佐藤忠博校長と鉄道研究会の生徒たちが参加。渡辺志木駅駅長からのレクチャーのもと、そろって出発指示合図を出すと新たなメロディが流れ、池袋行きの列車が発車しました。
本プロジェクトに関連して、池袋駅と志木駅では「立教学院創立150周年記念乗車券」を2000セット限定で発売。乗車券の台紙には、立教学院創立150年の歩みや立教新座中学校?高等学校鉄道研究会の生徒が撮影した列車の写真などが掲載されています。また、両駅では10月14日から11月10日まで、立教学院創立150周年の歩みや記念ロゴなどをデザインした広告が多数掲出されました。
池袋駅構内
志木駅構内
記念乗車券
学生?生徒の声
立教大学オーガニスト?ギルドの学生
- 理学部数学科3年次
齊藤 陽菜子さん
発車メロディを演奏させていただき、とても光栄に思います。パイプオルガンになじみのない方でも、身近に感じていただければ幸いです。パイプオルガンは「ストップ」と呼ばれる機構で音色を変えることができます。今回、曲によって音色が異なっていますので、その点にも耳を傾けていただきたいです。関係者の方々に感謝するとともに、立教生として、またオーガニスト?ギルドとして誇りを持って奉仕活動にまい進したいと思います。
- 文学部史学科3年次
小畑 朱莉さん
普段のオーガニスト?ギルドの活動を通して、大学にある立派なパイプオルガンを演奏できる喜びや楽しさを感じています。今回、多くの方々が耳にする発車メロディを演奏できたことを誇りに思います。東武東上線を利用する際は、ぜひ発車メロディに耳を傾けてみてください。このプロジェクトに関わってくださった全ての方々に感謝して、これからの活動に励んでいきたいです。
- 経済学部経済政策学科3年次
反中 理莉子さん
演奏依頼を受け、東武東上線ユーザーである私は心が弾むような思いでした。実際にメロディが使用されると、毎日聴けて得意満面ですが、終電では何度も繰り返し流れるため少し恥ずかしくもあります。また、多くの方から「聴いたよ!」と声をかけていただき誇らしい気分です。パイプオルガンの重厚で神聖な音色からは、立教らしさが感じられます。創立150周年という大きな節目にこのような形で携わることができ、光栄に思います。
- 観光学部交流文化学科2年次
淺野 麻衣さん
オーガニスト?ギルドの一員として、演奏をお届けできたことに心から感謝しています。パイプオルガンは手鍵盤や足鍵盤を駆使し、全身で奏でる楽器です。曲の雰囲気に合うように、一曲一曲異なる音色で演奏しましたので、ぜひ意識して聴いてください。立教大学に入学してから日々、パイプオルガン奏楽と向き合うことで、自分自身の成長を実感しています。今回の経験は自分にとって忘れられないものとなりました。
立教新座中学校?高等学校 鉄道研究会の生徒
- 立教新座中学校1年
井出 直宏さん
毎日利用する志木駅の発車メロディが校歌になり、立教新座中学校の生徒としてうれしく思います。発車メロディが校歌になることは前例が少ないようですが、それが自分の学校になり、不思議な感覚です。お披露目式では多数の関係者やテレビの取材が来ているのを見て、いかに貴重な機会であるかを実感しました。また、「立教学院創立150周年記念乗車券」の台紙に自分の撮った写真が掲載され、歴史に名を残せたような気がします。
- 立教新座高等学校2年
髙田 翔さん
立教と東武鉄道の歴史的な瞬間に立ち会うことができ、誇らしい気持ちです。「立教学院創立150周年記念乗車券」の台紙に採用された写真は、東武東上線の鉢形駅と玉淀駅の間にある「荒川橋梁」という橋の上を走る「東武8000系」を撮影したものです。まさか、このような形でお役にたてるとは思ってもいませんでした。お披露目式の後に記念乗車券を購入して、今は大事に家に飾っています。関係者の方々には本当に感謝しています。
渡辺志木駅駅長(中央)と立教新座中学校?高等学校 鉄道研究会の生徒
池袋駅と志木駅の発車メロディ
※発車メロディは2025年10月16日までの予定
※記事の内容は取材時点のものであり、最新の情報とは異なる場合があります。
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