論理的な考え方や実験手法……。私に多くのものを与え、成長させてくれた研究活動。

全国から集まった私たちが立教を選んだ理由「学び」

2018/09/06

立教を選ぶ理由

OVERVIEW

理学部生命理学科　金井友美さん（北海道出身　札幌西高等学校出身）が立教を選んだ理由について話してくれました。

私は現在、細胞機能制御研究室に所属して、L-formという特殊なバクテリアの形態の詳細を研究しています。これは抗生物質が効かないといわれているバクテリアの形態なのですが、解明を進めることにより病気との関係性について新たな知見を得ることが当面の目標です。こうした学びを通して知識だけでなく、目指す結果を得るためのアプローチ方法や実験手法なども身につきました。これらは日常生活においても相手に伝わる話し方や、論理的なものの考え方として役立っていますし、何より研究者として社会に出た際の基盤になると思っています。

大学卒業後は大学院へ進学するつもりです。そして興味のある研究テーマをさらに突き詰めていきたいと思っています。その上で、学んだ知識や身につけたスキルを社会で活かせるような仕事に就きたいですね。

なぜ東京へ？なぜ立教へ？

大学の多い東京なら研究の意見交換ができるから。

生命科学分野の研究を行いたいと考えていた私にとって、多くの大学がある東京は研究に関する意見交換がしやすい場所だと思いました。立教大学は生命科学を基礎から多角的に学べ、また1年次から基礎的な実験を行えることから選びました。

海外プログラム

理学部独自の海外留学プログラムとして、シリコンバレーでの企業訪問プログラム、カリフォルニア大学リバーサイド校での英語研修を実施し、参加者から大変好評を得ました。また、2018年度からはカリフォルニア大学アーバイン校において、理系トピックスを盛り込んだ英語研修と、就職後に役立つビジネス英語研修の2つのプログラムを追加し、目的別に4つのプログラムを展開します。

理学部の地域連携事業

豊島区との理数教育連携協定に基づき、双方における教育の質の向上を目指した活動を行っています。科学クラブでは、小学校に出向き、クラブの時間に実験を行います。また、夏休みには、立教大学で科学実験教室なども行っています。

※本記事は「サブパンフレット RIKKYO FORWARD」をもとに再構成したものです。