「現地現物」の考え方を軸に
世界に貢献できる社会人を目指したい

トヨタ自動車株式会社 神谷 一慶さん(大学案内2024)

2023/05/18

立教を選ぶ理由

OVERVIEW

トヨタ自動車株式会社に勤める神谷 一慶さんに立教大学で学んだことなどを聞きました。

現場に足を運ぶことの大切さを知る

将来、企業で働く上で必要な法的知識とグローバルな視点を獲得したいと思い、法学部国際ビジネス法学科への進学を決めました。座学で多くの知識を得られたことはもちろんですが、ゼミを通じて実践的な学びができたことも学生時代の大きな収穫です。私はゼミ長として商店街の活性化に取り組みました。神奈川県横須賀市にあるドブ板通り商店街は、高齢化や労働力不足により集客数が低迷していたのですが、教室内で状況を分析したり原因を想像したりするのは限界があります。地域が抱えている真の課題を見つけるため、何度も現地に足を運び、住民の方々と対話を繰り返しました。その結果、地域の人々の協力のもと、地域おこしのイベントを開催することに。単発の実施ではなく「継続すること」に重点を置き、日常的に商店街を利用してもらおうと考えました。この経験からは現場に根ざして考えることの大切さを実感し、自分自身の大きな成長につながったと感じます。
また、在学中は課外活動にも力を入れていました。部活動に所属し2年間主務を務める一方で、体育会本部の常任委員としても活動し、1年次対象のフレッシャーズキャンプや、各部の主将?幹部候補が集うリーダースキャンプなどを主催。学部の枠を越えて信頼できる仲間をたくさん作ることができ、有意義な時間を過ごすことができました。

全国の販売店の業務改善に取り組む

就職活動では、広く社会に貢献できる会社であること、一緒に働く方々が尊敬できる会社であることを軸に志望企業を絞り込みました。就職先のトヨタ自動車は、誰もが日本のため、世界のために、情熱を持って仕事に取り組んでいます。この会社なら自分も社会人として大きく成長できると確信し、就職を決めました。現在は、全国の販売店のスタッフがより働きやすく、効率的に仕事ができるように、職場環境の改善を行う業務に携わっています。全国各地の販売店を巡る日々が続いていますが、トヨタの基本姿勢であり、私自身もゼミを通じて重要性を実感した「現地現物」の考え方を心に留めながら、課題解決に取り組んでいきたいと考えています。

自分の目標に近づくため、挑戦する姿勢を忘れない

トヨタに入社したのは、農業に携わりたいという目標をかなえるためでもあります。学生時代、千葉県に移住して野菜を作り、企業の支援のもとレストランで料理として提供するプロジェクトを企画?遂行していたこともあり、農業で日本や世界に貢献したいという思いがあったのです。縁遠く見える自動車と農業ですが、トヨタではものづくりで培ってきたノウハウを農業に応用して生産性を向上させる事業を展開しています。先入観に縛られず、新たなことに挑戦する姿勢もトヨタの大きな魅力だと感じており、そうした環境だからこそ自分の目標も実現できるはずだと考えています。まだ入社して間もないですが、世界をリードする企業で得られる知識と経験を存分に吸収して、自分が理想とする社会人に近づいていきたいと思います。

神谷 一慶さん

トヨタ自動車株式会社

法学部国際ビジネス法学科/2022年3月卒業

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