講演会「福島第一原発の『もっとも危険な瞬間』」
INFORMATION
福島第一原発事故の全容はいまだ解明されていない。原発事故後の政府?自治体?住民の対応については、さまざまな取材により徐々にその様子が判明しつつあるが、もっとも中心である「現場」ではどのような事態が進行していたのだろうか。元?第一原発所長の吉田昌郎氏は過日公開された「吉田調書」で「東日本壊滅」を覚悟したとまで述べている。この講演会では、原発の現場技術を熟知した3名の技術者が集まり、第一原発のもっとも危機的な瞬間はいつ、どのようにして訪れたのか、今回のメルトダウンは防げる状況にあったのか(もともとの技術的安全性不備はなかったのか)を検討し、現在再稼働に向けて進行している安全審査に問題点はないのかを考える。
講師
NPO法人APAST理事長、元東芝技術者
後藤 政志 氏
1949年東京都生まれ。三井海洋開発を経て東芝勤務。原子炉格納容器の設計に携わる。柏崎刈羽原発の閉鎖を訴える科学者?技術者の会に参加。2012年、技術者の観点から科学技術と社会の関係を考えるNPO法人APASTを設立。
原子力コンサルタント?元ゼネラルエレクトリック社技術者
佐藤 暁 氏
1959年生まれ。米国ゼネラルエレクトリック社で18年間技術者を勤め、現在はIAC上級原子力コンサルタントとして原発の安全基準認可に携わる。
コスタリカに学ぶ会世話人、元日本原子力事業株式会社技術者
小倉 志郎 氏
1941年東京都生まれ。日本原子力事業株式会社勤務。福島第一原発建設で原子炉系のポンプ?熱交換器などの機器の購入技術に携わる。
詳細情報
名称
講演会「福島第一原発の『もっとも危険な瞬間』」
対象者
本学学生、教職員、校友、一般
※申込不要、入場無料
※申込不要、入場無料
主催
ESD研究所、NPO法人APAST
共催
立教SFR重点領域プロジェクト研究「課題解決型シミュレーションによるESDプログラムの研究開発」
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社会学部 友澤
TEL:03-3985-4031