公開講演会「ドイツ語圏の現状を学生に伝えるには—『知ってほしい国ドイツ』を例に」

INFORMATION

  • 2017年11月11日(土)16:00~18:00
  • 池袋キャンパス 14号館2階 D201教室

ベルリンの壁が崩壊して20年以上が経ち、冷戦時代を知らない世代が大学で学んでいます。一方、冷戦終焉後、大胆な変化を遂げてきたEU諸国では、ポピュリスト政党が支持を広げる異例の事態を迎えました。本講演会は、ドイツ語圏諸国の社会と文化をわかりやすく解説した共著『知ってほしい国ドイツ』(高文研)が刊行されたのを機に、執筆者の一員である佐伯啓氏と飯田道子氏をお招きして、揺れ動くドイツ語圏の文化の歴史と現状についてお話をうかがい、その姿を日本の次世代の学生にどのように伝えたらよいかを考える機会にしたいと思います。ぜひご参加ください。

講師

東北学院大学教養学部言語文化学科教授
佐伯 啓 氏

1989年 立教大学大学院文学研究科ドイツ文学専攻博士後期課程単位取得退学。専門領域はドイツ引用句辞典の編集史およびレトリックと言語教育に関する諸問題。主な著書に『ことたび ドイツ語』(白水社、2003年)など。

立教大学兼任講師
飯田 道子 氏

1992年立教大学大学院文学研究科ドイツ文学専攻博士課程単位取得退学。専門領域はドイツ語圏の映像表現。主な著書に『映画の中のベルリン、ウィーン』(三修社、2003)、『ナチスと映画 ヒトラーとナチスはどう描かれてきたか』(中公新書、2008)。主な訳書に『ウーファ物語 ある映画コンツェルンの歴史』(共訳、鳥影社、2005年)など。

討論者

本学異文化コミュニケーション学部教授
新野 守広

専門はドイツ語圏の演劇。主な著書に『演劇都市ベルリン』(れんが書房新社、2005年)。主な訳書に『ポストドラマ演劇』(共訳、同学社、2002年)、『無実/最後の炎』(共訳、論創社、2010年)、『ガウク自伝-夏に訪れた冬、秋に訪れた春』(論創社、2017年)など。

司会

本学文学部教授
副島 博彦

専門は身体文化、舞踊、ドイツ文化。主な著書に、『現代ドイツのパフォーミングアーツ.』(共著,三元社, 2006年)、『バレエとダンスの歴史 ─ 欧米劇場舞踊史』(共著,平凡社、2012年)。主な訳書に『ドラキュラの遺言 ソフトウェアなど存在しない』(共訳、産業図書、1998年)など。

詳細情報

名称

公開講演会「ドイツ語圏の現状を学生に伝えるには—『知ってほしい国ドイツ』を例に」

対象者

本学学生、教職員、校友、一般

申し込み

  • 事前申し込み 不要
  • 参加費 無料

主催

文学部文学科ドイツ文学専修

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学部事務1課

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