レクチャーコンサート『祈りと救い~「死」をめぐる音楽~』

INFORMATION

  • 2018年1月28日(日)18:00~19:30
  • 池袋キャンパス 立教学院諸聖徒礼拝堂

人は、この世に生を受けた時から、死を運命づけられている。人生は、いわば死へ向かって歩む巡礼の様なものだ。「死」をどのように受け止め克服するかは、洋の東西を問わず、昔も今も大きなテーマであり、古来、音楽の分野でも、多くの作品によって取り上げられてきた。今回は、C.グノー《十字架上の7つの御言葉》やJ.S.バッハのモテット《聖霊は我らの弱きを助け給う》、H.ハウエルズ《彼を抱け。大地よ、慈しむために》等、キリストの十字架上の死や、死者への弔いをテーマとする合唱曲を集め、「死」とその克服が、それぞれの作品の中で、いかに表現されているかについて考察する。

講師

本学キリスト教学研究科特任教授
大島 博

オルガン

東京藝術大学大学院在学中
田宮 亮 氏

京都大学法学部、東京藝術大学音楽学部器楽科オルガン専攻卒業。東京藝術大学大学院修士課程在学。安宅賞、アカンサス音楽賞受賞。これまでオルガンを木田みな子、大塚直哉、廣江理枝、通奏低音を椎名雄一郎、即興演奏を近藤岳、チェンバロを廣澤麻美の各氏に師事。ベルーガオルガン練習室講師。宗研合唱団練習ピアニスト。日本オルガン研究会会員。日本オルガニスト協会会員。

演奏

ジングアカデミー東京

19世紀ドイツで隆盛を誇った合唱音楽の研究、演奏運動に範を求め、さらに遠く「アカデメイア」の原義に戻って、歌う「快楽」を追求しようとの大島博の呼びかけにより2009年発足。各人が自立した音楽家として作品に取り組み、自由な雰囲気の中で完成度の高い音楽を作り上げることを目指している。これまでにH.シュッツ『マタイ受難曲』、F.リスト『十字架への道』、H.ディストラー『クリスマスの物語』、I.ピッツェッティ『レクイエム』などを演奏した。比較的演奏される機会の少ない佳曲に取り組んでいる。

詳細情報

名称

レクチャーコンサート『祈りと救い~「死」をめぐる音楽~』

対象者

本学学生、教職員、校友、一般

申し込み

  • 事前申し込み 不要
  • 参加費 無料

主催

立教大学教会音楽研究所

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立教大学教会音楽研究所

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