連続公開講演会 ニッポンとアメリカ:「クールなジャパン」はどこから来たか 第1回「アメリカニズムと戦時下アヴァンギャルド——機械芸術としてのミッキー」

INFORMATION

  • 2018年11月10日(土)15:00~17:00
  • 池袋キャンパス 11号館3階 A301教室

この連続講演シリーズでは、近年「クール」という形容詞とともにメディアで取り上げられることの多い、戦後の「日本」文化の起源や性質を、戦前?戦後において強い影響力を持ち続けてきたアメリカの大衆文化との関連性のもとに考察する。連続講演第一回は、日本のマンガ?アニメ研究の第一人者であり、マンガ原作者でもある大塚英志氏を迎え、戦後「日本」のマンガ界の方向性を決定づけた手塚治虫の作品を、ディズニーそしてロシア?アヴァンギャルドの影響という観点から分析する。「クール」な「日本」のアニメの起源を、そして「日本」の文化の雑種性、多様性を、戦時下におけるアメリカ文化の影響という点から考える。

講師

国際日本文化研究センター 教授
大塚 英志 氏

筑波大学人文学類卒業(民俗学専攻)、神戸芸術工科大学先端芸術学部メディア表現学科教授を経て現職。まんが原作者、評論家。著書に『戦後まんがの表現空間』(1994年)、『「ジャパニメーション」はなぜ敗れるか』(2005年)、『アトムの命題—手塚治虫と戦後まんがの主題』(2009年)、『映画式まんが家入門』(2010年)、『物語消費論改』(2012年)、『ミッキーの書式—戦後まんがの戦時下起源』(2013年)、『「捨て子」たちの民俗学—小泉八雲と柳田國男』(2006年)などがある。

司会

本学アメリカ研究所特任研究員
江崎 聡子

詳細情報

名称

連続公開講演会 ニッポンとアメリカ:「クールなジャパン」はどこから来たか 第1回「アメリカニズムと戦時下アヴァンギャルド——機械芸術としてのミッキー」

対象者

本学学生、教職員、校友、一般(研究者など)

申し込み

  • 事前申し込み 不要
  • 参加費 無料

主催

アメリカ研究所

備考

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アメリカ研究所

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