公開講演会「中国北方の食文化の変化と展開」
INFORMATION
中国の首都北京は食文化においても中国、特に中国北方を代表するが、近年、中国の他地域で北方料理店として目立つのはむしろ東北料理である。これは1990年代から顕著になった東北地方からの人口流出と関連する。在日中国人においても東北出身者が最も多く、飲食業でも経営者は東北出身者が大きな割合を占めるが、「中華料理」や日本でよりメジャーな四川料理などを店名に掲げることが多い。約20年に亘り、故郷黒竜江省チチハルの食の記憶と向き合い、家庭料理や街角の小吃など現地の食物を積極的に日本に紹介してきた梁宝璋氏を講師に迎え、中国北方の食文化と近半世紀間の変化を、川浩二との対談形式でご紹介頂き、現在の中国食文化および日本の中国地方料理の展開について理解を深める機会としたい。
講師
レストラン味坊グループ代表
梁 宝璋(りょう ほうしょう) 氏
1963年中国黒竜江省チチハル生。1995年家族で日本に移住。2000年以降、中国東北地方の食文化をコンセプトにしたレストランを都内に4店舗展開。本場の料理を食べ歩く旅行団の企画など、多方面で中国の食文化を広める活動を行っている。
聞き手
本学ランゲージセンター教育講師
川 浩二
詳細情報
名称
公開講演会「中国北方の食文化の変化と展開」
対象者
本学学生、教職員、校友、一般
主催
アジア地域研究所
備考
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アジア地域研究所
E-mail:ajiken@rikkyo.ac.jp