公開講演会「入管収容施設から非正規滞在外国人の人権を考える」

INFORMATION

  • 2020年1月18日(土)14:00~16:30
  • 池袋キャンパス 11号館3階 A301教室

2019年6月、非正規滞在外国人を収容する施設のひとつである大村入国管理センター(長崎県大村市)で、収容中だったナイジェリア人男性が、ハンガーストライキにより餓死する事件があった。2019年10月現在も被収容者の半数近くが処遇に不満をおぼえ、ハンガーストライキを継続している。本講演会では、「非正規滞在外国人」とは誰を指すのか、どのような背景で「非正規滞在」となり、どのようなライフコースをたどるのかを収容経験者の語りの事例から明らかにしたい。そのため講師として大村入国管理センターでの収容問題に詳しい行政書士のほか、30年以上外国人住民支援を続けているNPO団体関係者および元非正規滞在外国人を交え、当事者の声など多声的な観点から非正規滞在外国人の人権について検討する。

講師

行政書士?街の法務オフィス竹内所長
竹内 正宣(たけうち まさのぶ) 氏

2010年4月に行政書士事務所を開設。以来、福岡の「街の行政書士」として、高齢者の成年後見や外国人権利擁護を主な業務としている。「移住労働者と共に生きるネットワーク?九州」の事務局も務め、大村入国管理センターへの月例面会や外国人の無料相談も実施している。

特定非営利活動法人Asian People’s Friendship Society代表
吉田 真由美(よしだ まゆみ) 氏

2018年より特定非営利活動法人Asian People’s Friendship Societyの代表を務める。30年あまり在留資格の有無に関わらず外国人支援を続けてきた同団体に、2002年から活動に参加。以来、在留相談を中心に、さまざまなケースを担当している。

本学社会学研究科修了同研究科研修生
三浦 萌華(みうら もえか) 氏

本学大学院社会学研究科博士課程前期課程修了。現在同研究科研修生として、入管収容経験を持つ非正規滞在外国人のライフストーリー研究を行っている。2012年からAPFSの活動にボランティアとして参画、東京入国管理局(品川)や東日本入国管理センター(茨城県牛久市)、大村入国管理センター(長崎県大村市)を中心に、被収容者への面会とヒアリングを行っている。

詳細情報

名称

公開講演会「入管収容施設から非正規滞在外国人の人権を考える」

対象者

本学学生、教職員、校友、一般

申し込み

  • 事前申し込み 要
  • 参加費 無料

申込フォームまたはキリスト教教育研究所(jice@rikkyo.ac.jp)にメールでお申込みください。

主催

キリスト教教育研究所

備考

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キリスト教教育研究所(JICE)

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