OBJECTIVE.
6月14日(水)、平成29年度環境保全功労者等の表彰として、社会学部の阿部治教授が「環境保全功労者表彰」を授賞しました。
環境省では、毎年6月の環境月間にあわせて、環境保全等に関して顕著な功績があった者(または団体)に対して、環境大臣からその功績をたたえる表彰を行っています。
この度、本学の阿部治社会学部教授は、長年にわたり環境教育、ESDの普及啓発活動に取組み、特に日中韓環境教育協力、国連ESDの10年、国内外の学会の運営?ネットワークの構築などを主導し、日本の環境教育の国際化に尽力したことが評価され、「環境保全功労者表彰」として表彰される運びとなりました。
この度、本学の阿部治社会学部教授は、長年にわたり環境教育、ESDの普及啓発活動に取組み、特に日中韓環境教育協力、国連ESDの10年、国内外の学会の運営?ネットワークの構築などを主導し、日本の環境教育の国際化に尽力したことが評価され、「環境保全功労者表彰」として表彰される運びとなりました。
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2024/12/20 (FRI)
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社会学部現代文化学科
阿部治 教授
この度受賞した環境保全功労者表彰は、1972年の国連人間環境会議で日本が提案した世界環境の日(6月5日)を記念して環境月間を設けた際につくられた表彰です。環境関係では国内で最も歴史のある賞ですので、大変光栄に思っています。
2年前、日中韓環境協力への貢献で各国1名に贈られる日中韓環境協力賞(TEMMEnvironmentalAward)を頂きましたが、今回は国内の活動を含めて評価されたのでとても嬉しいです。今年度の受賞者は、私を含む4名の個人と1法人です。他に地域環境保全功労者と環境美化功労者の方々がおられます。受賞理由は長年にわたる環境教育への取組と日中韓環境協力や学会などを通じた環太平洋諸国の環境教育ネットワークの構築、国連ESDの10年の提案といった日本の環境教育の国際化への貢献となっています。ただ、私は日本における環境教育研究者としてはパイオニアということもあり、研究のみならず産官学民の広いフィールドで日本の環境教育の制度化などに取り組んできたことが評価されたのではないかと思います。
大学院で環境教育を専攻して38年になりますが、この間、お世話になった多くの皆様にお礼を申し上げます。