2024/09/17 (TUE)

コミュニティ福祉学部の阪口毅准教授が、「日本都市社会学会若手奨励賞」と「地域社会学会奨励賞」を受賞

キーワード:研究活動

OBJECTIVE.

日本都市社会学会第42回大会にて、コミュニティ福祉学部コミュニティ政策学科の阪口毅准教授の著書『流れゆく者たちのコミュニティ──新宿?大久保と「集合的な出来事」の都市モノグラフ』(ナカニシヤ出版、2022年刊)が、第10回「日本都市社会学会若手奨励賞(著作の部)」を受賞しました。

本賞は、2年に1度「都市社会学に関する学術の進歩発展に貢献したと認められる研究業績」に対して授与されるものです。
表彰式は、9月4日(水)に本学新座キャンパスにて執り行われました。

なお本作は第16回(2022年度)「地域社会学会奨励賞(個人著作部門)」も受賞しており、今回で2つ目の受賞となります。
受賞作『流れゆく者たちのコミュニティ──新宿?大久保と「集合的な出来事」の都市モノグラフ』(ナカニシヤ出版、2022年刊)
東京のインナーエリア、新宿?大久保にて2007年より継続してきたフィールドワークの集大成となるモノグラフ。成員の入れ替わりの早さや構造的な不安定さ、象徴の分化(下位文化の増大)によって特徴づけられた後期近代のコミュニティの在り方を捉えるための新たなアプローチを提起?実践している。

コメント

コミュニティ福祉学部 阪口毅准教授

拙著『流れゆく者たちのコミュニティ』に日本都市社会学会若手奨励賞と地域社会学会奨励賞を頂けたこと、たいへん光栄に思います。

本書のフィールドである新宿?大久保は、都市?地域社会学の領域では、本学名誉教授の故?奥田道大先生のグループが膨大な研究蓄積を残されています。本研究によって、微力ながらそれらの知見を引き継ぎ、生かしなおすことができたのではと感じています。

本書は2016年に提出した博士論文を元にしたモノグラフです。これまでご指導いただいた先生方、共に切磋してきた研究仲間たち、アイディアの聴き手となってくれた本学の学生の皆さん、そしてフィールドでお世話になった方々に、改めて感謝を申し上げます。

※なお本書は立教大学出版助成(2021年度)を受けたものです。

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