旅行業講座観光研究所

旅行会社では各営業所に「旅行業務取扱管理者」を置くことが旅行業法で定められています。国家資格である「総合旅行業務取扱管理者試験」や「国内旅行業務取扱管理者試験」を受験する上で必要な、旅行業務を取り扱うための基礎となる各種の実務知識や関係法令などについて実践的な講義を行います。

旅行業講座について

講座の概要

プログラム概要

当講座では、旅行業務を取り扱うための基礎となる各種の実務知識や関係法令などについて実践的な講義?解説を行います。これは、「国内旅行業務取扱管理者試験」や「総合旅行業務取扱管理者試験」を受験する方に最適です。講義内容は専門的な分野にわたりますが、高校卒業程度の学力があれば、旅行実務経験のない方にも分かりやすいように、また一方では、旅行関連業界に従事する方の要求水準にも応えうるよう講義の進め方に留意しています。本学学生のみならず、他大学の学生の方や社会人の方にもお受けいただけます。

お勧めしたい方

  • 「国内旅行業務取扱管理者試験」や「総合旅行業務取扱管理者試験」を受験する方
  • 旅行業界を目指す各大学、専門学校在学生及び卒業生
  • 関連業界に従事しておられる社会人の方

講座の特色

  • 旅行関連業界に長年携わってこられた優秀な講師をお迎えしています。
  • 状況に合わせて3つのコースから受講コースを選択できます。

コースの説明

  • 総合コース
    「総合旅行業務取扱管理者試験」受験のためのコース
     58コマの講義と2回の模擬試験が含まれます。

  • 国内コース
    「国内旅行業務取扱管理者試験」受験のためのコース
     30コマの講義と1回の模擬試験が含まれます。

  • 海外コース
    「国内旅行業務取扱管理者試験」合格者で、「総合旅行業務取扱管理者試験」受験のためのコース
     28コマの講義と1回の模擬試験が含まれます。

コース別受講科目

  • 総合コース
    試験科目「業法」に対応する旅行業法
    試験科目「約款」に対応する約款
    試験科目「国内旅行実務」に対応する国内観光資源国内運賃?料金
    試験科目「海外旅行実務」に対応する海外観光資源国際航空運賃出入国法令と実務海外旅行実務

  • 国内コース
    試験科目「業法」に対応する旅行業法
    試験科目「約款」に対応する約款
    試験科目「国内旅行実務」に対応する国内観光資源国内運賃?料金

  • 海外コース
    試験科目「海外旅行実務」に対応する海外観光資源国際航空運賃出入国法令と実務海外旅行実務

※「国内旅行業務取扱管理者試験」合格者が「総合旅行業務取扱管理者試験」を受験する際の試験科目は「約款」と「海外旅行実務」です。海外コースは「約款」のテキストが含まれますが、講義の受講は含まれませんので、各自学習してください。
※試験科目「海外旅行実務」には旅行業英語の問題も含まれますが、本講座の受講科目には含まれていません。テキストや問題集、模擬試験を活用して各自学習してください。
講義内容

旅行業法

「旅行業法」は法律です。難解な用語や言い回しがありますので、その点をできるだけ分かりやすく説明します。
また、国家試験では、例年、類似した問題が出題されていますので、過去問を用意し、問題を解くことにより、試験の出題傾向が把握できます。

約款

「約款」は、国家試験で重点的に出題される「旅行業約款」のほかに、「航空約款」、「宿泊約款」、「貸切バス約款」、「フェリー約款」を学びます。約款は旅行者との約束を記した契約書ですので、旅行における身近な例を出しながら内容を分かりやすく説明します。旅行者の視点を持って聞いてもらえば理解しやすいと思います。

国内運賃?料金

日頃私たちが利用しているJR、航空、宿泊等の運賃?料金の算出方法やルールを学びます。国家試験ではJRの比重が大きく、また最も複雑な内容となっています。講座では最新の情報に基づいて各種運賃?料金の詳細を学びます。練習問題も用意しています。

国内観光資源

自然景観、温泉、祭り、名産品など国内旅行に欠かせない観光資源に関する知識は、旅行業において極めて重要です。国家試験では国内旅行実務全体の50%前後の出題比率となっており、例年、幅広いジャンルから出題されています。本講座では、解説と写真およびパワーポイントでの確認を行いながら学びます。

海外観光資源

海外観光資源の試験範囲は、世界各国の自然、建築物、遺跡、世界遺産、名物料理、芸術等多岐にわたり攻略が大変です。従って、試験頻出国を重点的に、写真を見ながら印象に残るように解説していきます。

出入国法令と実務

例年出題のウェートが高い「旅券手続」、日本人旅行者の「通関手続き」、「外国人旅行者の日本出入国」について重点的に解説します。練習問題を繰り返し解くことにより傾向と対策をつかんでいきます。

国際航空運賃

日本発着の海外航空券の運賃計算について学習します。難解なイメージがありますが、覚えることは計算に必要な用語や基本的な計算手順です。
問題を解きながら、資料の読み取りや計算の手順など理解すべきポイントを押さえることで、合格レベルに達することができます。

海外旅行実務

主な出題範囲である「航空会社コード」、「都市コード」、「OAG航空時刻表」、「時差」に関して計算方法等が確実に理解できるよう解説します。
「ユーレイル」、「ホテル」、「海外旅行保険」などの専門用語にも注意して説明します。
旅行業務取扱管理者とは

旅行の“プロ”を目指す人のための資格

資格について

旅行業務取扱管理者とは、旅行業法に規定された国家資格であり、旅行業においては重要な任務を負っています。
資格には、国内旅行のみを取り扱うことのできる「国内旅行業務取扱管理者」と、国内?海外旅行の両方を取り扱うことのできる「総合旅行業務取扱管理者」の2種類があります。この試験に合格することは、旅行業界のみならず、地方自治体、鉄道?航空?バス事業、エンターテイメントやスポーツのレジャーイベント企画等、様々な業界での活躍につながります。
旅行業法および旅行業務取扱管理者について、詳しくは観光庁のウェブサイトをご覧ください。

資格に関する問い合わせ先

「国内旅行業務取扱管理者」試験:一般社団法人 全国旅行業協会
「総合旅行業務取扱管理者」試験:一般社団法人 日本旅行業協会
資格と講座に関する説明動画
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第一部

旅行業務取扱管理者とはどんな資格なのか、この国家資格を取得する意義とは、講座の概要や特色、講師の紹介、合格率や試験科目などを、JTB総合研究所の前田氏がわかりやすく説明しています。JTB総合研究所は、過去に出題された設問を分析したり、テキストや模擬試験を作成したりしている、長年実績のある研究所です。講座の受講をご検討されている方はぜひご覧ください。

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第二部

各科目について詳しく説明し、過去にどんな設問が出たのかを紹介していますので、実際にどんなことを勉強するのかイメージができます。また、合格への近道や勉強方法も紹介しています。

試験日や試験会場、毎年の合格率、設問数と配点などについてJTB総合研究所がまとめた資料は以下リンクからご覧ください。

日程?募集要項(2024~2025年度)

日程?講義形態

講義日程

2024年12月7日(土)~2025年10月11日(土)
土曜日:13:50~15:20と15:30~17:00
※一部の講義、模擬試験は上記と異なる時間に実施します。
※選択コースにより受講する期間が異なります。詳しくは下の講義時間表をご覧ください。

講義形態

立教大学池袋キャンパスで対面講義?模擬試験実施
※教室の都合で、講義をオンラインで行なう日があります。時間表を参照してください。
※復習や欠席した時のために、講義を録画した動画を後からご覧いただけます。(視聴期限4週間)
募集要項

受講資格

高等学校卒業以上(もしくはそれと同等の能力を有する者)

最少開講人数

総合コースと海外コースあわせて15名程度
国内コース15名程度
※最少開講人数に達したコースのみ開講します。

受講申込期間

2024年10月24日(木)~11月7日(木)

受講料

総合コース
本学学生:80,000円 一般:90,000円
(37,000円相当のテキスト代および模擬試験受験料を含む)
国内コース
本学学生:50,000円 一般:60,000円
(21,000円相当のテキスト代および模擬試験受験料を含む)
海外コース
本学学生:45,000円 一般:55,000円
(22,000円相当のテキスト代および模擬試験受験料を含む)

※セカンドステージ大学受講生?科目等履修生?立教大学卒業生?立教大学以外の学生は、「一般」となります。

注意事項

※お申込みされる前に以下を必ずお読みいただき、受講手続きを行なってください。申込フォームで申込された時点で、これらの注意事項を了承したことになります。
1.感染症などの状況により、大学の活動方針に合わせ講義形態の変更が発生する可能性があります。
  変更による受講料の減額?返金はありません。
2.オンラインの受講環境はご自身で整えてください。
  ネット環境により通信利用料金が別途発生します。
  PCやスマートフォン等の操作や環境設定等に関するサポートはいたしかねますので予めご了承ください。
3.以下①~⑦の行為を固く禁じます。当該行為が認められた場合にはそれ以降の受講資格を取り消します。
  その場合、受講料の減額?返金は行いません。
  ① 運営の支障となる迷惑行為
  ② 関係者や他の受講者に対する迷惑行為
  ③ 講義映像の撮影?録画?録音
  ④ 講座の配布教材等を受講目的以外で利用すること
  ⑤ 講座の視聴URLやパスワードの第三者との共有
  ⑥ 受講登録者以外の者を含めた複数人での受講
  ⑦ その他、研究所がこの講座の受講生として相応しくないと認める行為
受講申込手続き
1.受講申込フォームの送信
以下のURLから申込フォームへアクセスし、申込フォームを送信して下さい。
https://ws.formzu.net/dist/S87333863/

※本学学生は学生証の全体を撮影した写真、一般の方は顔写真のデータ添付が必要です。
※フォーム出願後、受領メールが自動送信ですぐに届きます。
 受領メールが届かない場合や、フォームで出願できない方は、事務局(kanken@rikkyo.ac.jp)までメールでご連絡ください。尚、事務局の勤務状況により返信まで数日かかる場合があります。
※申込時にご記入いただいた個人情報は、講座に関する連絡および手続き、研究所からのお知らせ送付?配信にのみ使用いたします。

2.開講可否の連絡
開講決定後、手続き案内のメールが届きます。

3.受講料の振込
以下の「振込に際しての注意事項」を確認の上、受講料を振り込んでください。
【振込期間】
2024年11月11日(月)~15日(金)
【振込先】
みずほ銀行池袋西口支店 (普通)1273940 学校法人立教学院立教大学

※振込に際しての注意事項
①振込人氏名は受講する本人名でお願いします。
 本人名以外で振り込まれた場合、入金確認を取れず、受講を認められない場合があります。
 本人名義以外の場合は事前にご連絡ください。
②振込人氏名を入力の際、名前の前にKAN01(ゼロ1)を入力してください。(例)KAN01リッキョウタロウ
③振込手数料は振込人がご負担ください。
④一旦、受理した受講料は返却いたしません。

講師からのメッセージ

~旅行業務取扱管理者資格取得を検討している皆さんへ~

中原智先生からのメッセージ

担当します中原智です。ただ覚えるだけの講義ではありません。出題者の考えること、現在の旅行業界の現状、その他いろいろな点において分析しながら『だからこんな問題が出題される』という説明も織り交ぜて、問題の解き方を中心にやっていきます。こういう時はどうするか、ぜひ一緒に考えていって、合格を勝ち取りましょう。色々な写真や図説等を織り交ぜながらご説明致します。

合格体験記

2023~2024年度旅行業講座受講生

国内コース 社会人 星野隆弘

私は、観光業以外の業種で会社員をしてきましたが、観光を軸にした地域振興に携わりたいとの思いから2023年度「観光地経営専門家育成プログラム」を受講、その流れで旅行業講座も受講させて頂きました。
この講座は、カリキュラムやそれぞれの講義の時期と内容、模試のタイミングなどが完璧に設定されていて、講座の受講が合格に直結したことを実感しております。
勉強方法としては、講座テキストと模試(過去分含め計6回分)の復習を中心にしました。
まず「業法」「約款」は、講義でテキストに下線を引いた箇所につきざっくり頭に入れた上で、テキストの確認問題と模試を繰り返し見直しました。特に模試の復習では頻出箇所が浮かび上がるため、そこをテキストで重点的に見るという方法は効果があったと思います。
「観光地理」もテキスト中心にしましたが、文字だけではなかなか頭に入らないため、模試や過去問で出た地名をネットで検索して写真を眺めたり、立教図書館で「るるぶ」を見るのはお奨めしたいです。講義で頂いた過去問のまとめや所在県クイズも役立てました。
「運賃?料金」は特に難関でした。この科目のみ、講座テキストと並行して市販の対策書も見ましたが、特に鉄道は複雑なため、説明の仕方によって「そういうことなのか」と気付けることもありました。バス、フェリー、宿泊は出題範囲が限られるため確実に取りたいところです。航空は最後まで苦戦し、結局半分捨てたような気持ちで試験に臨んでしまいました。
試験においては時間配分が難しく感じました。模試を通じて最適と感じた「業法→約款→観光地理→運賃?料金の順」で、それぞれ「25分→35分→15分→45分」を目標に取組みましたが、約款の文章量が多くて手間取り、運賃?料金も想定以上に文章量があったのでギリギリでした。
講座を受講するメリットとして、独学では何か月にもわたる勉強のペース配分やヤル気の維持などが難しくなると思いますが、定期的にキャンパスに通って刺激を受けることの効果も大きかったと思っています。
この講座は申し分のない試験対策となりますので、信頼して委ね、ぜひ合格を勝ち取ってください!

総合コース 社会人 植田聡子

働きながらの受講、受験となりました。この講座を知ったのは、社会人大学院在学中で、大学院修了年(2023年)に申込、2024年試験受験となりました。
当初は国内と総合の出題レベルの差異や特性も理解せず、総合のコースにいきなり申し込んでしまいました。総合の出題の難易度から、国内と総合の学習を進める自信がなく、今年は国内受験に絞ることとしました。
まずは法令と約款と料金から、特に7月以降に集中して取り組みました。これらは難しそうに思えても、理解度チェックのページを解いて、間違ったところはテキストに立ち戻る方法で、慣れていきました。テキストで出題頻度には星マークが表示されているので、星3つの項目だけでも確認するようにしました。国内観光資源はやってもキリがなく、記憶力の欠如で何度も忘れてしまうので、8月以降に本腰を入れ、写真や地図と組み合わせて、できる限り視覚に訴えかけました。
CBT方式で終了後の自己採点などもできず、自信が持てずにおりましたが、最終的には全て8割超の回答ができました。ご指導いただいた先生方、支えてくださった事務局の皆様に心より感謝申し上げます。
2022~2023年度旅行業講座受講生

国内コース  立教大学観光学部観光学科3年 学生

この講座は一年生の秋頃、大学からのメール で知りました。当時の私は、大学の勉強をこなしているだけで、他に打ち込めるものがなく、何か資格を取っておきたいという理由で受講しました。勉強方法としては、講座の受講、復習、出された次回までの宿題をやるというサイクルを繰り返していました。国内観光資源は通学の電車の時間にやり、机に向かってまとまった時間をとるのは主にJRの運賃計算にしていました。
私の場合、演習の授業で忙しく疲弊していた5月頃のモチベーションが一番低かったです。宿題をやらずに次の授業に臨むことが何回かあり、JRの運賃計算は置いていかれ、講座も受験もやめようとしていました。でも、夏休みがあるから諦めるのはもったいないと考え、頑張ることにしました。夏休みまでは特に苦手意識の高かったJR運賃計算や配点の高い分野をマスターし、夏休みが始まってから観光資源等を詰め込みました。毎日受験生と同じように勉強をし、合格することができたので、これからこの資格を目指す方も諦めずに戦略と計画を立てて頑張って欲しいです。
2021~2022年度旅行業講座受講生

国内コース 立教大学観光学部交流文化学科3年 鈴木七葉

私は国内の観光資源をもっと知りたいという単純な理由から講座に興味を持ちました。しかし、資格を取るには法律、約款、運賃計算の理解も必要になります。中には一人だと理解し難い場所もあったのですが、先生の解説を元にテキストを繰り返し解き、最終的に目標であった国内旅行業務取扱管理者試験に合格することが出来ました。
また、私の夏休みはアルバイト、サークル、長期インターン、ゼミ活動、就職活動…と毎日多忙でした。その中で合格に繋がったと感じるのは、ポイントを絞った先生の解説です。集中講義で聞くポイントや直前資料は大変参考になるもので、隙間時間を縫って何度も復習していました。私はこの講座で頂いたテキストや資料以外の教材は全く使用していません。合格のために必要なものがすべて揃った講座だと思うので、地道に努力を重ねて講座についていき、ぜひ合格を掴み取ってください。

国内コース 立教大学観光学部観光学科2年 清水桜

この講座は、大学からのメールを見て知りました。勉強方法は、旅行業法や約款は教科書に線を引くように指示された部分を中心に読み返し、理解度チェックを解きました。運賃料金は自分で図や表を覚えるまで書いて暗記しました。観光資源は国立公園、温泉を中心に勉強し、その他に今話題の観光地などを写真と一緒に確認しました。国立公園は地図と照らし合わせて大体の位置を把握することも大切です。大変ですが、温泉の都道府県と国立公園の構成要素まできちんと覚えることで地名も覚えられるので、色々な問題に応用が効き、効率よく勉強が進められます。観光資源は時間がなくあまり勉強できなかったのを後悔しています。少しずつ勉強を進めていくか、早めに他の分野の勉強を終わらせ、最後の追い込みでひたすら観光資源を叩き込むのをお勧めします。              
この講座では、本当に試験に出るところだけにポイントを絞って解説をしてくださったので、自分1人で勉強するより圧倒的に効率よく勉強することができたと思います。やる気が出ない時は観光資源をネットで調べながら勉強して、「勉強している」というよりも「旅行の計画を立てている」感覚で楽しみながら勉強したことでモチベーションを維持できました。模擬試験で良い結果が出なくとも、私の場合最後の追い込みで何とか合格することができたので、最後まで諦めずに勉強を頑張って欲しいです。

国内コース 社会人

わたしは社会人として、旅行業講座(国内)を受講しました。普段は違う分野で仕事をしていますが、祖父が個人旅行業をしていたこともあり、旅行業に興味がありました。二十歳のときに一度、通信講座で資格取得にチャレンジしたのですが、予備知識もなく仕事の片手間ではとうてい進まず、諦めてしまいました。それでも、どこかのタイミングで資格を取りたく探し続けていたところ、知人から講座の案内をもらい受講を決めました。
講義はポイントを絞った解説がわかりやすく、先生の体験談などもあり、具体的なイメージをもって学習することができました。
先生がまとめてくださるプリントはとても分かりやすいので、勉強中はもちろん、試験直前の追込みでも効率よく復習できました。
また、模試を受けることで、とっつきにくいと感じていた約款の理解が意外とできていたことが分かり、実務などの苦手な科目に身を入れて勉強ができました。集中講座でも、しっかり試験対策の解説があったので、自習でもモチベーションを保ちながら集中して取り組めました。
わたしは観光資源が覚えにくかったので、教材以外に、「新聞折り込みの旅行チラシ」と「こども向けの鉄道路線図鑑 」を参考に勉強を進めました。
チラシには、利用空港(駅)からメインの観光地や温泉、土地の食事など情報がたくさん載っています。地域は限定的になってしまいますが、写真も多く文字で読むより頭に入りやすく感じました。また、ミステリーツアーのヒント部を読み解き、場所を当ててみるクイズ的な勉強もできました。
鉄道路線図鑑は、計算問題に出てくる列車の路線を追うことで、地理的な部分をカバーすることができました。地形図と合わさったものだと、山や川、温泉地なども記載されているので地図帳としてもおすすめです。
仕事をしながらの勉強は大変でしたが、テキストを1ページ読み進めるだけでも、毎日コツコツ続けることで結果として試験に合格できました。
最初のチャレンジから随分と時間が経ってしまいましたが、資格を取得することができてよかったです。
最後に、ご指導くださった先生方、サポートいただいた事務局の皆様には大変お世話になりました。ありがとうございました。

参考文献:『電車を見よう!撮ろう!乗ろう! 日本鉄道地図図鑑』(株式会社 平凡社)

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